こんにちは。広島県尾道市の保険代理店、有限会社マキハラです。
青空の下で仲間と楽しむゴルフ。
自然の中でリフレッシュできる一方で、思わぬトラブルやケガにつながるリスクが潜んでいます。
ここでは、ゴルフ中に起こり得る代表的なリスクを「賠償リスク」「ケガのリスク」「携行品のリスク」「ホールインワンのリスク」の4つに分けてご紹介致します。
どれも日常的に起こり得ることばかり。あらかじめ意識しておくことで、安心してプレーを楽しむことができるのではないかと思います。

弊社理念等が気になられた方はこちらもご確認下さい。

賠償リスク〜他人にケガをさせてしまう、他人の物を壊してしまう〜
ゴルフ中に最も注意したいのが、他人に損害を与えてしまう「賠償リスク」です。
広々としたコースでも、一瞬のミスが思わぬ事故につながることがあります。
◆ボールの飛び出し事故
スイングの際、思った方向にボールが飛ばず、隣のホールや前方のプレーヤーに向かってしまうケース。
打球が人に当たれば、大きなケガにつながる可能性もあります。
ボールが思わぬ方向に飛んだ際には必ず「フォア!」の声をかける習慣を持ちましょう。
◆カートの運転ミス
ゴルフ場内のカート運転中に他のプレーヤーや施設物へ接触する事故もあります。
特に雨天時や下り坂は滑りやすいため、スピードを控えめにし、視界にも注意を払いましょう。
◆クラブやボールでの接触
練習スイング中に後方の人にクラブが当たる、バッグを動かして他人のクラブを倒してしまうなど、些細な動作にもリスクがあります。
周囲の安全確認と声かけが基本です。
◆施設や備品の破損
クラブハウスの鏡、カート、レンタルクラブなどを不注意で壊してしまうケースもあります。
特にレンタル品は自分の物ではない分、扱いに気をつけたいところです。
まとめ
賠償リスクは「自分が加害者になる」ケースが多いのが特徴。
「自分の行動が他の人にどう影響するか」を常に意識することが、安全なプレーにつながります。

ケガのリスク〜自分自身の身を守るために〜
ゴルフは穏やかに見えるスポーツですが、意外にもケガのリスクは少なくありません。
体の使い方や環境条件によって、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
◆転倒・滑落
朝露や雨で芝が濡れているときは足元が滑りやすくなります。
バンカーや傾斜地でのショット、階段の上り下りでは特に注意が必要です。
スパイクピンの摩耗にも気を配りましょう。
◆熱中症・脱水
夏場のラウンドでは長時間の屋外行動が続きます。
風が心地よくても体は確実に水分を失っています。
喉が渇く前の水分補給、塩分摂取、帽子の着用を習慣にしましょう。
◆筋肉や関節のトラブル
スイング動作は肩・腰・膝に負担をかけます。
急な動作で腰痛や肉離れを起こすこともあるため、準備運動とストレッチは欠かせません。
◆落雷・天候急変
雷鳴が聞こえたら、ただちにプレーを中断して避難をしましょう。
樹の下やカート内での待機は非常に危険です。
◆虫刺され・日焼け
自然の中でのプレーでは虫や紫外線への対策も必要です。
虫よけスプレーや日焼け止めを活用し、快適に過ごしましょう。
まとめ
ケガのリスクは「自分の体を守る意識」で大きく減らせます。
「疲れたら無理をしない」「気温や体調に合わせて調整する」など、自己管理も立派な安全対策課と思います。

携行品のリスク〜クラブや貴重品を守るために〜
ゴルフではクラブや時計、スマートフォンなど高価な持ち物を持ち歩きます。
これらにもリスクがあります。
◆クラブの破損・紛失
スイング中に地面を強く叩いてシャフトが折れる、カートから落としてヘッドが欠けるなど。
また、似たクラブを間違えて持ち帰るケースもあります。
ネームプレートや目印を付けるなど、管理の工夫ができるとよいかもしれません。
◆貴重品の盗難
ラウンド中はバッグを無人にする場面が多く、財布やスマートフォンの放置は危険です。
貴重品はロッカーやフロントに預けるようにしましょう。
◆カートやバッグの破損
揺れによる破損、水濡れによる劣化などにも注意が必要です。
電子機器は防水ケースを活用すると安心です。
◆天候による影響
突然の雨による濡れやサビを防ぐため、レインカバーを常備し、使用後はしっかり乾燥させましょう。
まとめ
携行品トラブルは「気づいたら壊れていた」「どこでなくしたかわからない」という形で発覚することが多いもの。
大切な持ち物を自分で守る意識が大切です。

ホールインワンのリスク〜喜びの裏にある“想定外の出費”〜
めったに出ないであろうホールインワン。
まさにゴルファーにとっての夢の瞬間です。
しかしその一方で、「ホールインワンを出した後」に発生する独特のリスクが存在します。
◆祝賀や記念の慣習による出費
ホールインワンを達成したプレーヤーが、同伴者への記念品や祝宴を開くといった慣習は今も多くのゴルフ場に残っています。
お祝いの席を設けたり、記念の品を贈ったりと、数万円から数十万円の出費になることもあります。
うれしい出来事だからこそ、気持ちよく祝いたいという心理もあり、後で思わぬ負担になるケースがあります。
◆証明や報告の手間
公式記録としてホールインワンを証明するためには、同伴者の証言やスコアカード、ゴルフ場からの証明書などが必要です。
その準備や申請に手間がかかることもあります。
記念に残る一打だからこそ、落ち着いて対応したいところです。
◆クラブやボールの破損・紛失
ホールインワンを記念してボールを額装したり、クラブを記念展示したりするケースもありますが、その際に紛失や破損のトラブルが起きることも。
思い出を残す作業も慎重に行いたいですね。
まとめ
ホールインワンは「うれしいリスク」。
めったにないことですが、いざというときに備えて知識として覚えておくと安心です。

まとめ:ゴルフを安全に楽しむための4つの意識
他人への配慮を忘れない(賠償リスク)
打つ前の声かけと周囲確認が基本。
自分の体を守る(ケガのリスク)
ストレッチ、水分補給、無理をしない判断を。
持ち物の管理を徹底する(携行品のリスク)
「預ける・確認する・守る」を習慣に。
思わぬ“喜びの出費”にも心構えを(ホールインワンのリスク)
記念すべき瞬間を、余裕をもって祝えるように。
ゴルフは年齢を問わず楽しめる素晴らしいスポーツだと思います。
だからこそ、ベテランプレイヤーも初めての方も、少しの注意と準備で、より安全でより心地よい時間を過ごすことができます。
自分も仲間も気持ちよくプレーできるよう、上記4つの意識を覚えておくと良いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。


